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【名古屋】最終戦はリーグ戦10月以降初白星で11位「来季は勝ちが多いと言われるよう」長谷川監督


名古屋グランパスは横浜に2-1で勝利し、シーズン最終戦を勝利で締めくくった。試合は、MF和泉竜司が前半24分に先制ゴールを決め、後半26分にFW山岸が追加点を挙げた。正GKランゲラックの欠場にも関わらず、代わりに出場したCK武田の活躍で無失点に抑えた。名古屋はリーグ戦では6試合ぶりの勝利となり、今シーズンを11位で終えた。長谷川監督は、引き分けが少なく敗戦が多かったことについて、「来シーズンはもっと勝利を目指す」と意気込みを示した。

横浜対名古屋 後半、ゴールを決める名古屋山岸(撮影・野上伸悟)

<明治安田J1:横浜1-2名古屋>◇最終節◇8日◇日産ス

名古屋グランパスが最終戦で快勝した。

長谷川監督は「前節のホーム最終戦で勝って終われなかったフラストレーションを晴らす勝利。90分間、選手全員が戦った結果」とうなずいた。リーグ戦では9月28日以来、6試合ぶりの白星となった。

前半24分、右サイドから崩すと、こぼれ球をペナルティーエリア中央にいたMF和泉竜司がネットに突き刺して先制。後半26分には、交代出場した直後のFW山岸がこぼれ球に反応し、ゴール正面から右足で追加点を挙げた。

ラストゲームとなるはずだった正GKランゲラックがぎっくり腰のため急きょ欠場。それでも、リーグ戦は4月以来今季3試合の出場となったCK武田を中心に無失点で抑えた。

今季はルヴァン杯を制したものの、リーグ戦は15勝5分18敗の11位でフィニッシュ。ドローに持ち込めた試合が少なかったのではと指摘を受けた指揮官は「まさしくその通り。昨シーズンは引き分けが多すぎると言われ、今シーズンは引き分けが少なく負けが多すぎると言われた。来シーズンは勝ちが多いなと言われるように頑張りたい」と笑った。【奥岡幹浩】

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