北海道コンサドーレ札幌は7日、4選手の今季限りでの契約満了を発表した。FW菅大輝(26)、MF駒井善成(32)、GK阿波加俊太(29)、MF小林祐希(32)の退団が決まった。菅と駒井は今季シーズン通して主力としてプレーした。
菅は札幌U-12、15、18をへて17年にトップチームに昇格した生え抜きのレフティー。19年には日本代表に初選出され、同年12月の東アジアE-1選手権ではA代表初ゴールを決めた。23年にはリーグ史上最年少24歳9カ月17日でのJ1リーグ戦通算200試合出場を達成。今季最終節の8日ホーム柏レイソル戦では250試合出場記録が見込まれる。クラブを通じ「小学4年生からお世話になったチームを離れるのは悲しいですが、こうなったのは自分の実力、結果不足だと思っています」などとコメントした。
駒井は18年に浦和レッズから期限付き移籍で加入し、19年から完全移籍。今季限りで退任するペトロビッチ監督(67)とは浦和時代から指導を受け、就任初年度から同じく7シーズン、札幌で過ごした。今季はリーグ戦35試合に出場し、フィールドプレーヤーでは最長の3091分プレー。幅広いポジションをこなし、「ミシャサッカー」の中心選手だった。「ファンサポーターの皆さんからの温かい声援、サポートには本当に感謝してますし決して忘れません」などとコメント。
阿波加は下部組織出身で2季ぶり札幌に復帰した今季、J1デビューを果たした。小林は23年から加入。2シーズン所属した。
ペトロビッチ監督の通訳を務めた杉浦大輔コーチ(50)の退団も発表された。