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【ヤクルト】茂木栄五郎は「内野どこでも守れる、バッティング技術の高さ」小川GM獲得理由明かす


ヤクルトは、楽天の元内野手茂木栄五郎(30)を国内フリーエージェント(FA)権を行使して獲得しました。彼の獲得理由について、小川GMは「内野のどのポジションも守れることと、バッティングのスキルが高いこと」を挙げています。茂木は楽天で、安定した成績を収めており、特に打撃面での貢献が期待されています。近年は出場機会が限られていましたが、過去には複数年にわたり100試合以上出場し、2桁本塁打も記録しています。今回の契約は2年間で、出来高払いを含む総額1億4000万円になる見込みです。茂木は早大時代に慣れ親しんだ神宮球場で新たな活躍を期待されています。

楽天時代の茂木栄五郎(2024年6月4日撮影)

ヤクルトは5日、楽天から国内フリーエージェント(FA)権を行使した茂木栄五郎内野手(30)の獲得を正式発表した。10日に記者会見を行う。小川GMは、獲得に至った背景について「とにかく内野どこのポジションも守れて、バッティングの方での実績っていうところとバッティングの技術の高さっていうところが一番の獲得の理由です」。三塁手の村上が来オフにメジャー挑戦。二塁手の山田が来季33歳を迎え、遊撃では長岡に続く存在が現れていない。同GMは「打線の厚みも増す。競争も含めて期待したい」と続けた。

茂木は1年目に、野手では球団史上初の開幕スタメンデビュー。遊撃手の主力として、19年まで4年連続で100試合以上出場。20年にはキャリアハイの打率3割1厘。17、19、21年には2桁本塁打もマークし、長打力も秘める。だが、近年は出場機会に恵まれず、23年は8試合、9年目の今季は代打中心の起用で46試合にとどまった。11月13日に国内FA権の行使を表明。同29日にヤクルトと都内で初交渉に臨んでいた。背番号8を打診され、条件面では2年契約で、出来高払いを含め1億4000万円規模の提示を受けた模様。早大時代に慣れ親しんだ神宮で、ヤクルト茂木が暴れる。

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