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【巨人】岡本和真がメジャー挑戦の目標語る「昔から憧れていた場所」最短で来オフのポスティング


巨人の岡本和真内野手(28)が契約更改後の会見でメジャー挑戦への意欲を示しました。岡本は今季、年俸1億2000万円増の5億4000万円で契約し、球団史上6人目となる年俸5億円を突破しました。会見では冗談を交えながらも、メジャーリーグへの憧れを語り、「昔から憧れていた目標の場所でありたい」と述べました。岡本は26年オフに海外フリーエージェント権を得る見込みで、来オフにはポスティングシステムを利用したメジャー挑戦が可能になります。ヤクルトの村上宗隆もメジャー挑戦を表明している中、岡本は「向こうで活躍してほしい」とエールを送りつつ、自身の目標達成に向けて意欲を示しています。この契約更改を機に、岡本はキャリアの新たな高みを目指し、チームの連覇と日本一への貢献を誓っています。

契約更改後の会見で笑顔を見せる巨人岡本和(撮影・河田真司)

巨人岡本和真内野手(28)がメジャー挑戦の目標を語った。3日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、単年契約を結んだ。

年俸は1億2000万円増の5億4000万円で球団史上6人目となる5億円の大台突破でサイン。「24年契約」「年俸1億」と大ボケ連発で笑いを誘いつつ、新たなステージへ向けた心中の一端をさらけ出した。海外フリーエージェント(FA)権の取得は2年後の見込みで、最短での移籍を目指すのであれば、来オフのポスティングとなる。

   ◇   ◇   ◇

“アメリカンジョーク”はなかった。岡本和が胸に秘めるメジャーへの思いを言葉にした。「やっぱり昔から憧れていた場所、目標にしている場所でもある。何て言うんですかね。毎年、毎年上を目指してずっとやっている。スポーツを、野球をしていたら、そういう風な目標はみんな持っていると思う。僕もその1人で、しっかり頑張りたいな」。おとぼけ回答を封印し、本音の一端をさらした。

海外FA権の獲得は2年後の26年オフとなる見通し。最短でメジャーに挑戦するならば、ポスティングシステムで来オフとなる。「世の中はいろんな契約形態がある。その辺も想像にお任せして、僕の口からは言うことはない」とした。2日にはヤクルト村上が来オフのメジャー挑戦を表明した。「セ・リーグで戦っていた選手がいなくなるっていうのはすごくさみしくも思う。でも向こうで活躍している姿っていうのも。すごさを知っているので頑張ってほしい」と語った。

メジャーを目標に位置付けつつ、笑いを詰め込んだ。会見ではいきなり「1億の24年契約させていただきました」と真顔でボケた。「24年後はかなりおっちゃんですが、プレーヤーとして評価していただいてうれしい」と続けた。松井、阿部、杉内、坂本、菅野に次ぎ球団6人目の年俸5億円を突破。最後の最後になって「単年なので大丈夫です」と締めた。

結果を出すことが、新たなステージの挑戦の後押しとなる。「キャリアハイを目指して頑張りたい。まずチームとして連覇と日本一、それに貢献できるように準備していきたい」と力を込めた。さらなる高みを目指していく。【上田悠太】

▼岡本和が1億2000万円増の年俸5億4000万円で契約更改。巨人で年俸5億円以上は6人目で、野手では4人目。岡本和は入団11年目で到達。野手では13年阿部、19年坂本の13年目を上回り、01年松井の9年目に次いで速い到達となった。

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