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【阪神】12月に独立リーガーによる「0次」キャンプ? 前倒し入寮多数で合同練習が可能に


阪神は、独立リーグ出身の新入団選手に対して12月に前倒しで入寮させることを決定しました。授業や社業がない独立リーグ選手は冬の練習場所に困るため、早期入寮が慣例となっています。今年のドラフトで阪神は独立リーグから5人を指名し、これにより少人数では難しい練習メニューを組むことが可能になります。これは球団と選手会との取り決めにより、コーチの指導がない12月と1月に準備期間として有効に活用されます。合同自主トレは新人選手にとって重要な初関門です。この特別な取り組みは、選手たちにとって充実したトレーニング期間となります。

阪神と仮契約を結んだ育成1位の工藤泰成(四国IL・徳島)(球団提供)

異例の「0次」自主トレだ。阪神が今秋のドラフト会議で指名した新入団選手のうち、独立リーグ出身者は前倒しで12月に入寮することが27日、分かった。この日で育成選手も含めた9人の仮契約が完了。全員の入団が無事決まった。

社会人や学生と違い、独立リーグは授業や社業がなく、冬の間はチームも一時解散。練習場所などに困るため、12月中に入寮できる慣例ができている。

阪神は今回、独立リーグ出身の選手だけで5人も指名。過去に例がないユニークなドラフトとなった。その分のスケールメリットが生まれそうだ。ある程度の数が集まれば、少人数では難しい練習メニューも組める。さながら合同自主トレを前にした「ミニキャンプ」の様相となる。

球団と選手会の取り決めで、12月と1月は明確なオフ期間として、コーチが指導することはできない。球団に所属するトレーナーらも、過度な関与はできないが、メニューを組んで渡したり、動きをチェックすることはもちろん可能だ。年明け1月から始まる合同自主トレは、新人選手にとっては最初の関門となる場合が多い。早期入寮と合同練習は、大事な1月に向けた準備期間にもなる。

過去にも独立リーグ出身者が年内に入寮を済ませてきた。昨年の2位椎葉(四国IL・徳島出身)も、12月11日の入団会見に合わせて入寮した。「いい環境で練習できる」と充実のトレーニング期間とした。今年も同様の流れで、12月上旬に予定される入団会見で西宮市に入り、そのまま複数人が入寮する見込みだ。

年明けすぐにドラフト1位のNTT西日本・伊原陵人投手(24)らが入寮し、合流する。鳴尾浜の施設は来年2月まで。次の新人は尼崎の新施設で始動する。鳴尾浜最後のルーキーたちが、ひと味違った冬の光景を見せてくれそうだ。

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