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【オリックス】岸田護監督が宮城大弥に“タイトル総なめ”指令「健康で投げ続けたら数字は出る」


オリックスの岸田護監督が宮城大弥投手に対し、全タイトル獲得を狙うよう指示を出しました。宮城は今年オフに背番号を13から18に変更し、かつて山本由伸が成功したように、高い期待が寄せられています。岸田監督は宮城の実力と知性に信頼を置き、健康であれば優れた成績を残すことができると確信。開幕投手に指名もされており、プロ2年目には13勝で新人王を取った宮城が、さらなる成長を遂げることを期待しています。背番号“18”はレジェンドから継承され、宮城は新シーズンで投手タイトル取得に挑む覚悟を固めています。今年は怪我や規定投球回に達しなかった不運がありましたが、岸田監督は時間の問題とし、タイトル獲得を確信。重責が宮城の成長を促すとの期待を表明しました。

オリックス岸田監督(2024年10月17日撮影)

オリックス岸田護監督(43)が27日、宮城大弥投手(23)に“タイトル総なめ”指令を出した。今オフ、背番号を13から18に変更。昨季まで18をつけた山本由伸(現ドジャース)が3年連続4冠を達成したように、指揮官は左腕に無双ぶりの継承も期待した。

「僕はやって欲しい。実力はあるんで。頭もいい。クレバーですから。今年はケガしたけど、健康で投げ続けたら数字は出る」。絶対的な信頼を寄せ、既に開幕投手に指名している。

宮城はプロ2年目の21年に13勝で新人王を受賞したが、いわゆる投手タイトルは手にしていない。今季は最優秀防御率を惜しくも逃した。故障に加え、シーズン最終戦で降雨コールドの不運もあり規定投球回に1回1/3届かず。岸田監督は「順当にいけば」と戴冠は時間の問題とみている。

山本の前の18が岸田監督だった。「レジェンドがつけていたから重たいんじゃない? 僕じゃなくて由伸ね。(昨季までパ3連覇オリックスと今季ド軍で)4連覇した世界一の男がつけていたからね」。エースの看板を背負う宮城の覚悟を察し「もう1個レベルアップあるかも」と、プレッシャーがさらなる成長につながるとの見方も示した。

宮城は24日の背番号発表の際に「(タイトルは)取れる自信がある」と言った。他を圧倒する成績を残すことで、最大の目標に掲げるチームのV奪回が近づいてくる。【大池和幸】

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