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【広島】上本崇司が400万円減の3700万円「いい意味でも悪い意味でも壁に」若手の挑戦受ける


広島カープの上本崇司は、契約交渉により400万円減の年俸3700万円での更改を行いました。今季は開幕スタメンに復帰し、シーズン当初は好調な滑り出しを見せましたが、5月に怪我で登録抹消となり成績が下降しました。打率は2割8分9厘を維持していましたが、復帰後に苦戦し、出場試合数や打撃成績も振るいませんでした。上本は来季で13年目を迎え、若手選手の挑戦を意識しつつ、チームを支えるベテラン選手としての役割を強調しています。球団からは「まだ老け込む歳ではない」と激励されており、次のシーズンもスーパーサブとしての活躍が期待されています。

広島上本(2024年7月9日撮影)

広島上本崇司内野手(34)が27日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉を行い、400万円減の3700万円で更改した。

今季は2年ぶりに開幕スタメンを果たすなど上々の滑り出しも、5月1日阪神戦で左太もも裏を痛め、翌2日に出場登録を抹消された。それまでは打率2割8分9厘を維持していたが、再昇格後は下降。出場試合数だけでなく、打撃3部門すべてで成績を落とした。「数字にすべて表れている。少ない試合数でもちゃんと仕事しないと意味がない」。不本意なシーズンに唇をかんだ。

来季は入団13年目。若手の挑戦を受ける立場となった。「この秋も若い選手が結構きつい練習をやっている。僕ら中堅、ベテランがいい意味でも、悪い意味でも壁になれるように」。球団からも「まだ老け込む歳ではない」と言葉をもらった。代打や守備固めだけでなく、主力選手のバックアップを務めるスーパーサブとして来季もチームを支えていく。

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