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【プレミア12】隅田知一郎投手が2度の命拾いでピンチを切り抜け2回無失点の好救援


侍ジャパンの隅田知一郎投手が、WBSCプレミア12の試合で劇的な救援を見せた。彼は4点差を追う6回から登板し、3者連続三振を奪う好リリーフを見せた。7回には危機が訪れたが、2度のリプレー検証によって命拾いし、ピンチを乗り切った。1度目は林安可の打球がファウルと判定され、2度目は潘傑楷の内野安打がアウトに覆され追加点を防いだ。隅田は西武では先発を務めるが、今大会ではリリーフとして貢献。彼は「いけ」と言われた場面で力を発揮する自信を示し、追加点を許さない粘りを見せた。

日本対台湾 6回表、日本2番手で登板し力投する隅田(撮影・垰建太)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン-台湾>◇24日◇東京ドーム

侍ジャパンの隅田知一郎投手(25)が、1イニングに2度の命拾いでピンチを切り抜けた。

先発の戸郷に代わり、4点ビハインドの6回から登板。3者連続三振の好リリーフを見せると、7回もマウンドに上がった。ところが1死二、三塁とピンチを作り、4番林安可の打席で1度目の命拾いに救われた。2-2から5球目、高めのチェンジアップを右翼ポール際に運ばれるも、判定はファウル。リプレー検証後も覆らず難を逃れた。

2度目は、2死二、三塁で5番潘傑楷の遊ゴロで起きた。激走の末にセーフとなり追加点を献上したかに見えたが、日本側がチャレンジを要求。リプレー検証の末に今度は判定が覆り、またしても命拾い。2回無失点で好救援を見せた。

所属する西武では先発の一角を担うが、今大会は1次ラウンドからリリーフとして起用。慣れない場面での登板にも「『いけ』と言われたタイミングで自分のパフォーマンスを出すということはできていると思います」と手応えを口にしていた。「ぶんぶん振ってくる。三振怖がっていない感じとかは結構嫌ですよね」と警戒していたが、追加点は許さなかった。

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