西武の西口文也監督(52)が23日、本拠地ベルーナドームに集まったファンへ向けて4分余りにわたって熱弁を振るった。ファン感謝イベント「ライオンズサンクスフェスタ2024」でファンを前にスピーチを行い、「打てなかった」を2回続けて言うなど貧打に終わった今季を振り返った。巻き返しを期す来季へ向けて「本当に選手たちの来年の奮起に期待しています。もう期待しか今のところありません」と強い言葉で抱負を述べた。
西口監督は「やっぱり今年チームがこの順位に終わったのは、ここにお集まりのファンの皆さまも思っての通り、打てなかった、本当に打てなかった。それだけだと思います」と振り返りつつ「でも、何かをつかめばチームは変わると思っています」と話した。
さらに「選手たちには言いましたけど、来年の開幕戦のレギュラーは源田しか考えてないので。それ以外の選手には他のポジションを取りにいってもらいたいと思いますし、そういう気持ちを前面に押し出してもらってキャンプから臨んでもらいたいと思ってます」と話した。
スピーチでは、来年は22年以来3年ぶりに春季キャンプを2月1日から行うことや、来季の開幕投手に今井達也投手(26)を起用する方針も明かした。