大リーグ選手会が22日(日本時間23日)、今季の「ハート&ハッスル賞」受賞者を発表し、ロイヤルズのボビー・ウィット内野手(24)が受賞した。
同賞は野球の伝統と精神を体現するような熱いプレーを続けた選手に贈られる賞で、現役とOB選手、ファンの投票によって選出される。
ウィットはメジャー3年目の今季、161試合に出場し打率3割3分2厘で首位打者に輝き、32本塁打、109打点、31盗塁で「30本塁打、30盗塁」を達成した。初のオールスターに選出され、ア・リーグMVP投票では選出されたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)に次ぐ2位の票を獲得した。
ウィットは米専門テレビ局MLBネットワークのインタビューで「この賞に選ばれるのは、本当に光栄なこと。コーチとチームメート、ファン、家族、友人たち、今シーズンサポートしてくれたすべての人に感謝したい」と受賞の喜びを語った。