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【DeNA】阪神戦力外の岩田将貴が入団会見「落ち込んで眠れない時も」人生初の横浜に興奮


阪神から戦力外通告を受け、DeNAに加入することが決まった岩田将貴投手が入団会見で喜びの声を上げた。岩田投手は「契約させて頂いて光栄。ベイスターズのために腕を振りたい」と、プロ入り以来初めての新天地への意気込みを述べた。彼は特殊な投球フォームを持つ左腕で、今季ウエスタン・リーグでは防御率2.11という好成績を残していた。DeNAではリリーフ左腕が不足しており、岩田の加入はチーム補強に大きく貢献すると期待されている。岩田自身は「誰にもマネできない角度からの投球が武器」と自信を深め、「下克上」をテーマに活躍を誓った。横浜訪問は初めての経験であり、横浜スタジアムに驚きを隠せなかった。

入団会見に出席したDeNA岩田(撮影・小早川宗一郎)

阪神から戦力外通告を受け、DeNAへの加入が決まった岩田将貴投手(26)が22日、入団会見に出席した。岩田は「両親を不安にさせてしまいましたし、僕自身も落ち込んで眠れない時もありました。契約させて頂いて光栄に思いましたし、ベイスターズさんのために腕を振りたい」と力を込めた。

変則左腕の岩田は20年育成ドラフト1位で阪神に入団。22年に支配下昇格を勝ち取った。今季はウエスタン・リーグ46試合に登板して防御率2・11の成績を残していたが、4年間で1軍登板は果たせなかった。

DeNAにとってはリリーフ左腕は最大の補強ポイントだった。ブルペンの左腕では48試合に登板した坂本が最多。外国人枠のディアスと戦力外通告を受けて巨人に入団した石川が続く。坂本は対左(被打率3割1分3厘)よりも対右(被打率1割7分1厘)を得意とする左腕のため、対左を得意とする変則左腕の存在は、戦力的にも大きな存在となる。

萩原龍大チーム統括本部長は「左の投手、全般的に数が少ないということは編成上理解はしてました。きっといろんなところから声がかかったと思いますけど、DeNAを選んでくれて感謝しています」と期待を込めた。岩田も「誰にもマネできない角度から投げられるところが一番の武器。チームが(日本一で)史上最大の下克上と言われていた。僕もある意味戦力外になってからのスタートなので、下克上出来るように頑張りたい」とはい上がる決意を示した。

福岡出身で大学卒業まで福岡で過ごして阪神に入団。そのため横浜はプライベートを含めても訪れた経験はなかった。この日、初めて横浜を訪問し、「横浜スタジアムを見て、たくさん写真撮っちゃったりして。すごいなと思いました。大きいなと思いましたし、キレイなスタジアムだなと。まだ外しか見てないですけど、早くプレーしたい」と興奮冷めやらぬ様子だった。

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