ドジャース大谷翔平投手(30)が、2年連続3度目のリーグMVPを満票で受賞し、投手に復帰する来季の受賞にも意欲を見せた。
昨年9月に受けた右肘手術の影響で打者に専念した今季は、54本塁打と59盗塁をマーク。史上初の「50-50」を達成した。圧倒的な成績でDHに専念した選手では初めてのMVPを満票(30票)で受賞した。
来季に投手としての復帰を予定している大谷は、司会者からの「来年はサイ・ヤング賞とMVPはどう?」という質問に「そうなれたら、もちろん最高ですし。まずは復帰して、しっかりともう1回さらに強くなったパフォーマンスっていうのを出して、自信を持ってマウンドに上がるのがまず目標かなと思います」と意欲を見せた。
大谷はワールドシリーズ(WS)で左肩を亜脱臼。5日(6日)に手術を受けた影響で来年3月の東京ドームでの開幕戦のマウンドは白紙となっているが、来季の投手復帰が見込まれる。