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【プレミア12】小園海斗、先輩のいたずらが活躍をアシスト?侍ジャパン史上最多7打点の爆発


侍ジャパンがWBSCプレミア12でアメリカに9-1で勝利し、小園海斗が目覚ましい活躍を見せました。7回裏に決定的な3点本塁打を放ち、合計で2本塁打を記録しました。小園はこの試合で計7打点を挙げ、主要国際大会でこの記録は日本代表初となります。また、1試合2本塁打は2017年WBCでの山田以来の快挙です。試合後、小園は控えめな姿勢を示しつつ、目元のアイブラックについても触れ、これは以前のチームメイト鈴木誠也の影響を受けたものであると語っています。

日本対米国 7回裏日本1死一、二塁、右越え3点本塁打を放つ小園。投手ミルズ(撮影・鈴木みどり)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン9-1アメリカ>◇21日◇東京ドーム

ハロウィーンの季節は過ぎても、小園海斗内野手(24)が目元からバットで盛り上げた。

恐怖の2番打者は、2打席凡退した後から派手に打ち上げた。5回に右翼線への2点適時三塁打。7回に右翼席へ3ランをかませば、8回には右翼席へ2ラン。今季レギュラーシーズン143試合出場で2本塁打の男が、大会1号&ダメ押し弾。侍ジャパン史上最多7打点と止まらなかった。「ちょっと怖いんで明日は基本に忠実にやっていきたいなと思います」。控えめな姿勢が逆に不気味だった。

注目は目元のアイブラックも。照明や日差しを和らげる黒色のシール。まぶた付近からえらの当たりまで伸びる異様なデザインは、まるでデーモン閣下、渋谷駅で見かける仮装。「昔、(鈴木)誠也さんに落書きされたやつをかたどっています。盛り上がればいいなと。そういう選手が増えてくれたらと思います」。現在はカブスで活躍する前回大会MVP・鈴木のいたずらが、広島の後輩の活躍をアシストしている?

▼小園が2本塁打7打点。主要国際大会(五輪、WBC、プレミア12)で日本代表の7打点は小園が初めて。過去は92年バルセロナ五輪の予選リーグ・イタリア戦の徳永(日本石油)の6打点が最多だった。

その他にプロが参加した試合では、16年11月13日強化試合・オランダ戦の鈴木(広島)6打点、23年3月6日強化試合・阪神戦の大谷(エンゼルス)6打点などがあったが、7打点は初になる。また、1試合2本塁打は前記23年大谷以来で、主要国際大会では17年WBC2次ラウンド・キューバ戦の山田(ヤクルト)以来。

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