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JFAが暑熱環境下におけるサッカー活動の周知文書 管轄大会の7、8月原則開催無し


日本サッカー協会(JFA)は、暑熱環境下でのサッカー活動における安全対策の強化を図るため、2025年度以降の7月・8月の試合開催を原則として中止する方針を示しました。この方針は、JFAが主催・管轄する大会やリーグ戦のみを対象とし、例えばU-18プレミアリーグや審判養成活動が含まれます。ただし、熱中症対策ガイドラインを遵守し、安全が確保できる施設や地域(屋内、ナイター、冷涼地等)では例外的に開催を認める可能性があります。特に北海道などの冷涼地では、現地連盟が柔軟に判断します。さらに、高校総体や全国中学校体育大会のような他団体主催の大会についても、安全な環境の確保に向けてスケジュール調整を進める意向です。福島Jヴィレッジでの高校総体の固定開催のように、高体連との協力体制を強化しつつ、大幅な開催時期の見直しも検討されています。

※写真はイメージ

日本サッカー協会(JFA)の理事会が21日、都内で行われ、地域・都道府県サッカー協会、各種連盟に向けて、暑熱環境下におけるサッカー活動についての周知文書を発信した。

年々暑さが厳しくなる中で、JFAは16年から熱中症対策ガイドラインを作成し、安全確保に取り組んできた。

今回、新たに夏季における試合運営について各種連盟に周知文書を発信。「2025年度以降、JFAの主催・管轄する大会・リーグ戦・フェスティバル等は7月・8月は原則開催しない」。主催、管轄大会とは、U-18プレミアリーグ指導者、審判養成活動などが該当するという。

加えて「ただし、屋内・ナイター・冷涼地等において、熱中症対策ガイドラインに則し、事業に関わる皆さまの安全確保が十分に可能と判断できるような環境下であれば、事業を実施する場合がある」と余白を持たせた。北海道などの冷涼地であれば、柔軟に該当連盟が判断していく。

夏に行われる高校総体や全国中学校体育大会など、他団体主催大会については「安心・安全な環境が確保できるようカレンダーの調整や関係各所との協議を進めていく」とした。本年度から高校総体は、福島Jヴィレッジで固定開催するなど、高体連とも協力態勢を敷いている。今後も協議を続け、開催時期の大幅な変更も視野に入ってくるという。

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