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【明治神宮大会】環太平洋大が完封リレーで3年連続の初戦突破 楽天2位の徳山一翔4回無失点


明治神宮大会で環太平洋大学が名城大学を3-0で制し、3年連続の初戦勝利を果たしました。楽天からドラフト2位指名を受けた徳山一翔投手は、5回から登板し、危機を乗り越えつつ無失点で4イニングを締めました。打線は3回に相手のミスを突いて先制し、その後もタイムリーで着実に得点を重ね、名城大学に得点を許しませんでした。徳山を含めた4投手の完璧なリレーが光りました。

名城大対環太平洋大 5回表名城大の攻撃から登板した徳山(撮影・浅見桂子)

<明治神宮大会:環太平洋大3-0名城大>◇大学の部1回戦◇21日◇神宮

3年連続8度目の出場の環太平洋大(中国・四国三連盟)が名城大(北陸・東海三連盟)に3-0で勝利。4投手の完封リレーで3年連続の初戦突破を果たした。

今秋、楽天からドラフト2位指名を受けた最速153キロ左腕、徳山一翔(かずと)投手(4年=鳴門渦潮)が、3点リードの5回から3番手で登板。三塁手への内野安打で、この回先頭の出塁を許すも、次打者を併殺打に仕留め、結果的に3人で終えた。

さらに、6回の先頭にも左翼線への二塁打でピンチを招き、その後も2四球などで2死満塁。だが、1番多和田を一ゴロに打ち取り、自らベースを踏んでこの日最大のピンチを脱出。仲間とグラブタッチを交わし、笑顔でベンチへと戻った。7、8回はもう一段階ギアを上げ、危なげない投球を披露。4イニングで70球を投じ、3安打5奪三振無失点で次につないだ。

打線は3回無死一、三塁で角戸優成内野手(4年=創志学園)の打球を相手の左翼手が落球し、先制に成功。犠打でなおも1死二、三塁にチャンスを広げると、4番佐藤秀喜外野手(2年=習志野)の右前適時打で追加点を挙げた。さらに、4回にも1点を追加。この3点を徳山ら4投手がしっかりと守り抜いた。

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