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【中日】根尾昂350万円減の1250万円 1月は涌井塾で投球技術を習得し、新背番号で復活へ


中日ドラゴンズの根尾昂投手は、契約更改交渉で350万円の減額となり、1250万円で契約を更新しました。今季は先発ローテーション入りを目指していましたが結果は出ず、主にリリーフとして1軍で3試合に登板し、防御率9.39を記録しました。唯一の先発となった試合では初回から崩れて敗れ、プロとしての悔しさを感じたと述べています。来季に向け、ベテランの涌井投手の自主トレに参加し、その豊富な経験と技術を学び取ろうと努力しています。根尾投手は「中継ぎでも先発でも、自分の球を投げることが大前提」と意気込み、新しい背番号で1軍復帰を目指しています。

契約交渉を終え会見する根尾(撮影・森本幸一)

中日根尾昂投手(24)が21日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、350万円ダウンの1250万円で更改した。今季は開幕先発ローテ入りを目標に掲げたが、出遅れ。1軍では終盤でのリリーフを含め3試合(1先発)0勝1敗、防御率9・39に終わった。

唯一の先発となった8月4日、広島戦(マツダスタジアム)では初回先頭四球から一挙5点を失うなど、3回8安打6失点でKO。「なかなか1軍に行くこともできず、もどかしさを感じた。2軍で過ごす時間が長く、悔しかった」と唇をかんだ。

プロ入り7年目を迎える来季へ向け、1月はベテラン涌井の自主トレに参加する。「春先のブルペンで間近で見させてもらったときに、他の誰よりも(状態を)マックスに持ってきていた。技術の高さだったり、投げることもつながる。1つでも自分のものにできるようにと思っている」。プロ20年で通算162勝を積み上げたレジェンドの知識を加算するつもりだ。

「中継ぎ行けと言われればいく。先発だろうが、中継ぎだろうが、投げる技術は変わらない。自分の球を投げることが大前提」。来季からはこれまで背負った背番号「7」と決別する。涌井塾で脱皮での脱皮とともに、新背番号とともに、1軍マウンドに復帰することをにらんだ。(金額は推定)

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