楽天ドラフト1位の明大・宗山塁内野手(21)が20日、都内で入団交渉に臨み、契約合意した。契約金1億円、年俸1600万円。背番号は1。来季から楽天でプレーすることが決まり「これからチームの一員として勝利に貢献できるように頑張りたい」と力を込めた。
昨季まで松井裕樹投手(29、現パドレス)が10年間背負った背番号1をまとうことが決まった。「本当に1番という素晴らしい番号を提示していただき、ありがたい。番号が似合う選手になりたい」と意気込んだ。
宗山は10月のドラフト会議で5球団競合の末に、楽天が交渉権を獲得したアマチュアNO・1野手。東京6大学リーグ歴代7位の通算118安打をマークするなど好守で活躍し、「20年に1人の逸材」と形容されるスター候補生だ。
来季からは活躍の場をプロに移す。1年目の目標について問われると「開幕スタメンで試合に出て、新人王を目指したい」と語った。(金額は推定)