MLBは19日(日本時間20日)、来季2105万ドル(約32億6000万円)のクオリファイング・オファー(QO)を受けた選手が受諾か拒否かを球団に通達する期限を迎え、ドジャースでワールドシリーズ制覇に貢献したテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)らオファーを受けた13選手中12選手が拒否した。
QOを受けていたFA選手は野手がフアン・ソト外野手(ヤンキース)、アレックス・ブレグマン内野手(アストロズ)、ウィリー・アダメズ内野手(ブルワーズ)、ピート・アロンソ内野手(メッツ)、アンソニー・サンタンダー外野手(オリオールズ)、クリスチャン・ウォーカー内野手(ダイヤモンドバックス)とヘルナンデスの7人。投手はコービン・バーンズ(オリオールズ)、マックス・フリード(ブレーブス)、ショーン・マナイアとルイス・セベリーノ(いずれもメッツ)、ニック・ピベッタ(レッドソックス)、日本ハムとソフトバンクでもプレーしていたニック・マルティネス(レッズ)の6人。
このうちマルティネス投手が唯一、QOを受諾し1年残留を決めた。
QOを拒否したFA選手を獲得した球団は、ドラフト指名権や海外FAボーナスプールの枠の一部を失うなどのペナルティーが課せられる。