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【明治神宮大会】札幌大・佐野主将、明徳義塾・池田主将が選手宣誓 能登半島地震の被災者へ思い


明治神宮大会の開会式が19日に行われ、10校の高校チームと11校の大学チームの選手・監督たちが参拝しました。選手宣誓は札幌大学の佐野翔騎郎主将と明徳義塾の池田佑二主将が担当し、能登半島を襲った地震に触れ、被災者への思いを語りつつ、大会において感動を届けることを誓いました。この大会は学生野球の集大成であり、選手たちは正々堂々とプレーすることを誓いました。

明治神宮大会の開会式を前に参拝を行う出場校の選手たち(撮影・野上伸悟)

明治神宮大会の開会式が19日、都内で行われた。20日の初戦を前に、高校の部10校、大学の部11校の監督、選手が明治神宮を参拝し、開会式に参加した。

選手宣誓は札幌大・佐野翔騎郎主将(4年=札幌大谷)と明徳義塾・池田佑二主将(2年)が務めた。「今年1月、1年の始まりの日に大地震があり、能登半島を中心に多くの被災をもたらしました。今でも被災者の数が増え続け、生活に困難な人や、心に多くの傷を負った人たちや、さまざまな人がおり、命をかけて生活しています」と能登半島地震に触れた。「24年、学生野球、最後の大舞台となる明治神宮大会で私たちができることは、被災者の方々、保護者の方々、指導者の方々など、すべての人に勇気と感動を届けることです。野球ができることへの感謝の気持ちを忘れず、正々堂々、学生らしく元気にプレーすることを誓います」と、今年、最後の学生野球を飾る大会に相応しく、力強く宣誓した。

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