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【日本代表】FW小川航基「結果残せる自信がある」上田綺世から点取り屋の座奪うべく存在を証明


サッカー日本代表のFW小川航基が、中国とのワールドカップアジア最終予選に向けてゴールを誓い、自らの存在を証明しようとしている。小川はインドネシア戦で攻撃の起点となったが、得点を記録できず悔しさを残した。FW上田綺世がけがで不在の中、小川にとっては大きなチャンスであり、ゴールへのこだわりは強い。「ゴールは自分の特長」と自信を見せ、得点でスタジアムを沈黙させる意気込みを語った。

前日練習に臨む小川(撮影・河田真司)

【アモイ(中国)18日=永田淳】サッカー日本代表(FIFAランキング15位)は19日、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第6戦で中国代表(同92位)と対戦する。15日のインドネシア戦に続き、完全アウェーでの戦いが予想される中、FW小川航基(27=NECナイメヘン)がゴール宣言。けがで不在のFW上田綺世(26=フェイエノールト)から点取り屋の座を奪うべく、結果で自らの存在を証明する。

   ◇   ◇   ◇

FW小川が、次こそ“正真正銘”のゴールで日本を勝利に導く。

18日に白鷺体育場で行われた公式練習を終えた小川は「サウジアラビアでもインドネシアでも、超満員のアウェーの中でみんなが技術を発揮して勝てたのは真の強さを持ってるということ。今回も自分たちの力を信じてやれば問題ない。まずは先制点をしっかり取れれば」。難しい環境が続く中でも、再び自らが得点に関わることを約束した。

先発した15日のインドネシア戦では、前半9分に鎌田からのパスに飛び込んで相手のオウンゴールを誘発。「あそこに入っていくのはFWの最も重要と言ってもいい場面」。イメージ通りの動きが呼び込んだ先制点には一定の手応えを得た。

それでも代表8戦8発となる得点は記録できなかったことには心残りもある。今回の連戦では、FW上田が負傷により不在。小川にとっては大きなチャンスとなっている。それだけに何よりも欲しいのがゴールだった。ポストプレーやアシストも大切にしながらも、得点へのこだわりは人一倍強い。「ゴールは僕自身が1番の特長だと思っているから、そこは絶対忘れずにやりたい」。力強く言い切った。

上田の存在を認めながらも絶対的な自信をのぞかせた。「僕も使ってもらえれば結果を残せる自信があるし、自分の中で『やっぱり自分だ、自分だ』って常に思っている」。アピールに燃えるストライカーが、文句なしのゴールで大観衆のスタジアムを沈黙させる。

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