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【DeNA】大田泰示が引退会見「また違う新たなステージに」「今は悔いとか後悔はありません」


34歳のDeNA外野手、大田泰示選手が引退を発表しました。今季限りでの現役引退を決断した理由について、「まだ野球をやりたい気持ちはありますが、これは厳しい世界なので、違う新たなステージに向かうことを決断しました」と話しました。大田選手は、東海大相模から2008年に読売ジャイアンツにドラフト1位で入団し、松井秀喜の背番号「55」を受け継ぎました。2016年に日本ハムに移籍後、才能が開花し、19年には自己最多の20本塁打を記録、20年にはゴールデングラブ賞を受賞しました。DeNAでは存在感のある選手として、ファンからも愛されたものの、今季は怪我の影響で1軍出場がなく、オファーがなかったため、引退を決意。通算907試合出場で、彼のダイナミックなプレーが多くのファンに愛されました。

引退会見で話すDeNA大田(撮影・宮地輝)

DeNAを戦力外となり、今季限りでの現役引退を決めた大田泰示外野手(34)が18日、横浜市内の球団事務所で会見を行った。「まだまだ野球をやりたい気持ちはありますけど、厳しい世界でいつかは来ることなので、また違う新たなステージに向かうことを決断した。今は悔いとか後悔というのはありません」と話した。

東海大相模から、08年ドラフト1位で巨人に入団。松井秀喜氏の背番号「55」を受け継ぎ大きな期待を背負ったが、レギュラーには定着できず、16年オフに日本ハムにトレード移籍した。

日本ハムに移籍後、持ち前の才能が開花した。17年から4年連続100試合以上に出場し、19年に自己最多の20本塁打をマーク。20年にはゴールデングラブ賞を受賞した。

21年オフに日本ハムを自由契約となり、DeNAに加入した。高校時代から思い入れのあるハマスタを本拠地に出場数以上の存在感を発揮。仲間を鼓舞する姿や野球に取り組む姿勢は模範となり、お立ち台の「ヨコハマ、サイコー」はファンの間で人気を集めた。

今季は、3月のオープン戦で左太もも裏を肉離れした影響で出遅れたが、イースタン・リーグでは8、9月に3割超え。勝負の秋に備えたが、1軍出場がなく、戦力外通告を受けた。現役続行を目指したが、12球団からオファーがなく、引退を決断した。

3球団を渡り歩き、通算907試合で718安打、84本塁打、343打点。走攻守で闘志あふれるダイナミックなプレーでファンを魅了し、愛された男が、16年の現役生活に別れを告げた。

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