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【プレミア12】侍4番森下翔太4戦連続打点「1点差のゲームをしっかり勝ち切れたのは良かった」


「第3回WBSCプレミア12」で侍ジャパンがキューバを7-6で下しました。試合の3回裏、日本は無死満塁のチャンスを迎え、4番の森下翔太外野手が中堅への犠飛を打ち、2点目を獲得しました。この試合で彼は4試合連続で打点を挙げることに成功しました。また、8回には再び重要な場面で走者を三塁に進める打撃を見せ、栗原の決勝犠飛を助けました。森下は今大会の侍ジャパンでの活躍をシーズン前から念頭に置いており、昨年のアジアプロ野球チャンピオンシップでも高い打率と存在感を発揮。目標としていた主要大会での結果を出し、チームの主柱として貢献し続けています。今回の勝利で侍ジャパンは開幕4連勝を達成し、スーパーラウンド進出を決めました。

日本対キューバ 3回裏日本無死満塁、中犠飛を放つ森下(撮影・横山健太)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン7-6キューバ>◇17日◇天母

侍ジャパンの4番森下翔太外野手(24)が持ち前の勝負強さを発揮し、4試合連続打点をあげた。1-0の3回。連打と四球で無死満塁となり打席が回った。右腕の高め直球に振り負けず、飛球を中堅へ。三塁走者の桑原を迎え入れる飛距離十分の犠飛で2点目を奪った。「打ちやすい場面で周りの人たちが回してくれた。自分は自分の打撃をすることだけを意識しました」。最低限の役割を果たし、胸をなで下ろした。

前日16日台湾戦では決勝犠飛を記録。「打点にはすごくこだわってプレーしてきましたし、自分がここに呼ばれたのはそういう役割ができてこその選出だと思う」と胸を張った。この日も役割を把握して4戦連続打点。同点の8回には無死一、二塁から三塁へ鋭い打球。好守に阻まれたが、二塁走者を三塁に進めて栗原の決勝犠飛につなげた。

今年はシーズン前の2月から今大会の侍ジャパンでの活躍をイメージしていた。昨年11月にはアジアプロ野球チャンピオンシップで日本代表としてプレー。若手主体のチームだったが、チーム1号を放つなど打率4割5分5厘と存在感を発揮した。夢見ていたのはプレミア12やWBCなど主要大会で日の丸を背負うこと。「出て第一線でやりたい」と出場だけでなく、主力としての姿を頭に描いた。

今大会ではまさに有言実行の働き。4番に座り、これでチームトップの6打点だ。ポイントゲッターとして侍ジャパンの主軸に君臨している。試合後は4時間超えの乱打戦に「長かった」と笑ったが、開幕4連勝でスーパーラウンド進出に貢献。「1点差のゲームをしっかり勝ち切れたのは良かったかなと思います」と充実の汗をぬぐった。世界一を決めるハイレベルな大会で、背番号1の存在感が増している。【林亮佑】

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