MLB公式サイトは16日(日本時間17日)、今オフのFA市場の充実度をポジション別でランク付けし、トップに先発投手グループが選ばれた。
同サイトは「23歳の日本のエース、ロウキ・ササキのポスティングで、すでに豊富なFA先発投手がさらに強化された。近年、先発投手はどこのチームも不足しているから、これはとてもいいこと」と、ロッテからポスティングでのメジャー移籍を容認された佐々木朗希投手(23)に言及しながらFA先発投手の層の厚さを指摘。
今オフは21年のサイ・ヤング賞右腕コービン・バーンズ(30=オリオールズFA)、昨季2度目のサイ・ヤング賞に輝いた左腕ブレーク・スネル(31=ジャイアンツFA)、20年にサイ・ヤング賞を受賞するも今年4月にトミー・ジョン手術を受けた右腕シェーン・ビーバー(29=ガーディアンズFA)がFAとなっており「ここ最近ではかなり優秀な顔触れ」とした。
この他にも、ドジャースからFAになったウォーカー・ビューラー(30)とジャック・フラーティ(29)の両右腕や、ブレーブスからFAになった左腕マックス・フリード(30)、アストロズからFAになった菊池雄星投手(33)と通算262勝右腕ジャスティン・バーランダー(41)らの名前が挙がっている。
2位グループにはヤンキースからFAになった今オフ最大の目玉フアン・ソト外野手(26)やドジャースFAのテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)らが入る右翼手がランクイン。3位はメッツFAのピート・アロンソ内野手(29)らが属する一塁手グループで、4位以降は遊撃手、二塁手、救援投手、左翼手、DH、三塁手、捕手、中堅手と続いた。