<明治安田J1:磐田3-4横浜>◇16日◇第29節◇ヤマハ
横浜F・マリノスのFWアンデルソン・ロペス(31)が、今季2度目のハットトリックを達成した。
0-1の前半追加タイムに左足で同点ゴールを決め、2-1とした後半19分に右CKの流れから右足で蹴り込んで追加点。同26分にはスルーパスに抜け出し、右足で巧みに浮かせてネットを揺らした。今季23得点で、C大阪FWレオ・セアラの21点を抜いて得点ランキング首位に浮上した。
ハットトリックは5月29日の柏戦に続いて今季2度目で、札幌時代の2度を含め通算4度目。J1でシーズン2度のハットトリックは、21年のFW前田大然(横浜)以来3年ぶり。通算4度以上は史上9人目となった。J1通算199試合出場でゴール数を98点に伸ばし、史上17人目の通算100得点にあと2点と迫った。
横浜のエースFWは試合後のインタビューで「チームのパフォーマンスがすごく良かった。このチームは素晴らしいサッカーを見せているし、僕のためにサッカーをしてくれる。素晴らしい仲間がいる」とチームメートに感謝した。
◆J1ハットトリック回数
8 ウェズレイ(名古屋、広島)
7 中山雅史(磐田)
6 佐藤寿人(広島)
5 三浦知良(V川崎、京都)
4 ジュニーニョ(川崎F)
〃 エメルソン(浦和)
〃 ディアス(横浜M)
〃 前田遼一(磐田、東京)
〃 アンデルソン・ロペス(札幌、横浜)