ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指すことが決まった佐々木朗希投手(23)について米国で報道が過熱する中、現地ファンが暴走し、パドレスのダルビッシュ有投手(38)も15日(日本時間16日)、X(旧ツイッター)で注意喚起した。
暴走騒動を起こしたのは、Xで「Padres Nation(パドレス・ネーション)」の名義でパドレス情報の投稿を続けているアカウント。
パドレスが佐々木獲得に動くと予想される中、佐々木情報を英語だけでなく最近は日本語でも投稿するようになっていた。
同アカウントが14日、日本語で「サンディエゴは佐々木を待っている」のコメントとともに佐々木の画像を投稿。その画像が、ロッテのユニホームが破れてはがれると、中がパドレスのユニホームというものだったため「リスペクトがない」などと批判が殺到した。パドレスの公式アカウントと勘違いするファンも多く、X上で混乱が生じていた。
そこでダルビッシュも「以前から勘違いをしている方がいますがこちらのアカウントはパドレスの公式アカウントではなくパドレスファンの方のものです」とXに投稿し、注意喚起した。
「パドレス・ネーション」のアカウントはその後、謝罪し、問題の投稿を削除。「投稿に悪意はまったくありませんでした。日本のファンを含め、すべての野球ファンに敬意しかありません」と投稿した。