DeNAが阪神から戦力外通告を受けた岩田将貴投手(26)とソフトバンクから戦力外通告を受けた笠谷俊介投手(27)を獲得することが15日、分かった。ともにチームに不足している左腕リリーバーとしての経験が豊富でブルペン強化の期待が高まる。
岩田は横手投げの変則左腕でプロ4年間で1軍登板はないが、今季はウエスタン・リーグで46試合に登板。防御率2・11という好成績を残していた。笠谷もプロ10年で通算74試合に登板。20年、21年には先発も務め、21年には開幕ローテーション入りも果たしていた。しかし今季は8年ぶりに1軍登板がなかった。DeNAはCSファーストステージから日本シリーズ制覇まで勝ち上がったものの、セ・リーグではチーム防御率がワースト2位の3・07。投手陣強化で27年ぶりのリーグ制覇を狙う。