阪神大山悠輔内野手(29)がFA(フリーエージェント)申請締め切り日となった13日、今年4月に初取得した国内FA権を行使したことを発表した。甲子園球場内の施設で取材対応し、「他球団からの評価を聞きたいのが一番の理由」と胸中を説明。今日14日にFA宣言選手の1人として公示される。すでに巨人が獲得調査を進めており、交渉解禁日の15日を待って獲得交渉に乗り出すとみられる。残留か他球団移籍か、期限を設けずに「納得した決断」を導き出す。
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国内FA権の行使を決めた大山について、阪神嶌村球団本部長は「僕は残ってくれると、そう思っています。そう信じてますし、引き続き、慰留に努めたい」と残留を願った。球団は5年前後の大型契約を提示しており、同じじくFA宣言した原口とともに残留交渉を続ける。藤川監督は「(大山の)コメントも見ましたけど、悩みもある中でですから、当然今はそっと見守ってあげるのが一番いいと思います」と思いやり、変わらず選手個人の意思を尊重する姿勢を見せた。