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レイズ本拠地ハリケーンで来季別球場に 屋根大破で修理に86億円 28年新球場完成を待つか…


フロリダ州セントピーターズバーグにあるレイズの本拠地トロピカーナ・フィールドが、ハリケーンによる甚大な被害を受け、2026年までに修復される見込みであると報じられた。修復費用は約5570万ドル(約83億6000万円)かかる見通し。来季の仮本拠地については、現拠地近くでの解決が求められており、複数のキャンプ地球場を借りる案が俎上に上がっている。一方、2028年に新球場をオープン予定で計画が進行中であり、現本拠地の修復は新球場計画に資金面で影響を与える可能性がある。セントピーターズバーグ市は球場の今後について会議を行う予定。

トロピカーナ・フィールド(2022年8月撮影)

ハリケーンで屋根が吹き飛ぶなど甚大な被害を受けたレイズの本拠地トロピカーナフィールドが、来季中に復旧しない見通しとなったと、複数の米メディアが12日(日本時間13日)に伝えた。

ESPN電子版によると、フロリダ州セントピーターズバーグ市が公表した被害調査の結果によると、球場修復には5570万ドル(約83億6000万円)がかかる見通しで、2026年開幕までには復旧できる見込みだという。

来季どこに本拠地を置くかはまだ決まっていないが、大リーグ機構は地元ファンが観戦に行ける範囲の現本拠地近くを仮の本拠地にするよう求めているという。近くには自軍の他にヤンキースやブルージェイズなどMLB球団のキャンプ地球場が複数あり、シーズン中に借りる案も出ている。

しかしレイズは28年オープン予定の新球場建設計画が進められており、現本拠地を修復すると、資金面で新球場計画に影響が出る。計画を修正するか、現本拠地の復旧を諦める可能性もあるという。セントピーターズバーグ市は球場の今後について、21日に会議を行う予定だという。

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