ポジションごとの優れた打者に贈られる「シルバースラッガー賞」受賞者が12日(日本時間13日)に発表され、ドジャース大谷翔平投手(30)がナ・リーグDH部門で受賞した。2021年と昨季に続き2年連続3度目の受賞となった。
同賞は1980年に創設され、メジャー全球団の監督と各チーム3人までのコーチが投票権を持ち、レギュラーシーズンの成績で投票が行われる。ナ・リーグDH部門は大谷とブレーブスのマルセル・オズナ(34)の2人が最終候補に名を連ねていた。
大谷は今季は打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁で前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成し、本塁打と打点で2冠。前日11日(同12日)に発表された全米野球記者協会選出のMVPでは最終候補の3人のうちの1人に入り、歴史的シーズンとなった今季の受賞ラッシュが続く。
今後は14日(同15日)にハンク・アーロン賞と最優秀DHに贈られるエドガー・マルチネス賞、オールMLBチームが発表され、21日(同22日)にMVPが発表される。