楽天に育成契約で入団した蕭斉(シャオ・チ)投手(18)が12日、将来の台湾代表入りを熱望した。
13日に日本や台湾が出場するプレミア12が開幕。最速152キロを誇り、U18代表候補にも名を連ねた197センチ、98キロの逸材右腕は「まずはレベルアップして、レギュラーとしていつか台湾代表に入れるように頑張りたいと思います」と力を込めた。
日本でチームメートとなる宋家豪投手(32)は、蕭と同じ育成契約からキャリアをスタート。勝ちパターンの一角を担うまでに成長し、WBCやプレミア12に出場するなど台湾を代表する選手となった。同郷の先輩と面識はないが「同じ育成で入団した先輩でもあり、最初の1年目をどのように過ごしたのか、どういう心構えで日々の生活をしてるとか話してみたいです」と対面を心待ちにしている。
4日に入団会見を行い、すでに秋季キャンプにも合流。日々の練習から「レベルがやっぱり高い」と驚かされているという。「秋季キャンプが終わったら台湾に1回帰るんですけど、オフシーズンでも練習を続けてやっていきたいと思います」と、さらなるレベルアップを誓った。