プロ野球の守備のベストナインを選ぶ「第53回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰選手が12日に発表された。選考は全国の新聞、通信、放送各社のプロ野球担当者の投票で行われ、有効投票数はセが298、パが259。ヤクルト、ロッテ、オリックスは受賞者が出なかった。
他ポジションで受賞経験がなく、タイトル自体が初受賞となったのはDeNA山本、広島矢野、ソフトバンクのモイネロら8選手。両リーグ通じての最多得票は、初受賞となった巨人吉川の232票だった。
受賞選手一覧は次の通り。
【セ・リーグ】
(投手)巨人菅野智之 93票 4年ぶり5度目
(捕手)DeNA山本祐大 217票 初受賞
(一塁手)巨人岡本和真 189票 初受賞(三塁手で過去2度受賞)
(二塁手)巨人吉川尚輝 232票 初受賞
(三塁手)巨人坂本勇人 168票 初受賞(遊撃手で過去5度受賞)
(遊撃手)広島矢野雅哉 218票 初受賞
(外野手)広島秋山翔吾 211票 初受賞(西武時代にパ・リーグで過去6度受賞)
中日岡林勇希 190票 3年連続3度目
阪神近本光司 187票 4年連続4度目
【パ・リーグ】
(投手)ソフトバンクL・モイネロ 76票 初受賞(得票数2位はロッテ小島和哉が75票)
(捕手)ソフトバンク甲斐拓也 197票 2年ぶり7度目
(一塁手)ソフトバンク山川穂高 176票 初受賞
(二塁手)楽天小深田大翔 156票 初受賞
(三塁手)ソフトバンク栗原陵矢 217票 初受賞
(遊撃手)西武源田壮亮 145票 7年連続7度目
(外野手)楽天辰己涼介 220票 4年連続4度目
ソフトバンク周東佑京 219票 初受賞
日本ハム万波中正 211票 2年連続2度目