ドジャース大谷翔平投手(30)がナ・リーグMVP最終候補に選出され、SNS上では満票での受賞について議論が起きた。
大谷は今季、右肘手術後のリハビリのため投手としては登板せず、DHとして打者に専念し159試合に出場。打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁で本塁打と打点でリーグ2冠に輝き、前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成した。出塁率、長打率、OPSも同トップで、MVPの選出に重視されるといわれるWARはbWARが9・2、fWARが9・1でいずれも同トップとなっている。
大谷がMVPに輝けば、エンゼルスに所属していた昨季に続き2年連続3度目。DHのみで出場した選手としては史上初のMVP選出となる。
対抗馬はメッツのフランシスコ・リンドア内野手(30)とダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手(31)。両者の成績と比較しても大谷のMVP受賞は有力視されるが、満票での受賞にSNS上では「守備がどう影響するか」「翔平以外選べない」など議論が起きた。
MVP受賞者の発表は今月21日(日本時間22日)、米専門テレビ局MLBネットワークの特番で米東部時間午後6時(同午前8時)から発表される。