全米野球記者協会(BBWAA)が11日(日本時間12日)、今季の各賞最終候補を発表し、ナ・リーグ新人王にパイレーツの先発右腕ポール・スキーンズ(22)らが選出された。カブス今永昇太投手(31)は最終候補3人のうちの1人には入らなかった。
昨年ドラフト全体1位でプロ入りしたスキーンズは今年5月にデビューし、今季11勝3敗、防御率1・96をマークした。他には24本塁打、90打点をマークしたパドレスのジャクソン・メリル外野手(21)、21本塁打、79打点のブルワーズのジャクソン・チョウリオ外野手(20)が最終候補入りした。
今永は今季、DeNAからポスティングシステムでカブスに移籍し、29試合に先発登板、15勝3敗、防御率2・91、174奪三振をマーク。勝利数と防御率はナ・リーグ3位、奪三振は同11位とエース級の働きを続けた。4月の月間最優秀新人に選出され、オールスターに出場した。
新人王受賞者の発表は今月18日(日本時間19日)、米専門テレビ局MLBネットワークの特番で米東部時間午後6時(日本時間午前8時)から発表される。