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【日本ハム】石井一成が国内FA権行使せず残留宣言 夏場の浮上に貢献した30歳


2024年8月18日、日本ハムの内野手・石井一成選手はエスコンフィールドでの会見で国内FA権を行使せず、チームに残留することを発表しました。契約は単年で、年俸は推定3000万円より増額されます。石井選手は、「まだレギュラーも取れていない悔しさがあり、さらなる成長を望んでいる」と話し、新庄監督を日本一に導きたいという強い意志を示しました。今季は重要な試合で決定的なヒットやホームランを放つなど、チームの勝利に貢献しています。守備では主に二塁を任され、68試合で打率.234、4本塁打を記録しました。石井選手は栃木県出身で、作新学院・早稲田大学を経て2016年にドラフト2位で入団し、徐々に存在感を増しています。

日本ハム石井一成(2024年8月18日)

今季国内FA権を取得した日本ハム石井一成内野手(30)が、エスコンフィールドで会見に臨み、FA権を行使せず残留することを宣言した。

球団から、今季年俸3000万円(金額は推定)からの増額提示を受け決断。「ここまで見ていただいて、まだレギュラーも取れていないですし、活躍できていない悔しさもあるので、単年で残留することにしました。環境も申し分もないですし。ここでもっともっと成長できると考えました。来年はリーグ優勝して、日本一になって新庄監督をエスコンで胴上げしたい」と意気込んだ。9年目の25年シーズンも、新庄ファイターズの一員として、目指す日本一へのピースになる。

今季は7月13日ソフトバンク戦で、1点を追う8回に貴重な同点二塁打を放ち勝利に貢献。同19日ロッテ戦では0-0の8回に決勝弾となる先制ソロを放つなど、チーム浮上へのポイントとなった前半戦終盤に、勝負強さを発揮した。

守備では主に二塁で出場。定位置奪取とはいかなかったが、68試合で打率2割3分4厘、4本塁打、二塁打11本と、長打力を生かし、新庄体制初のCS進出に尽力した。

◆石井一成(いしい・かずなり)1994年(平6)5月6日、栃木県生まれ。作新学院で2年夏から3季連続で甲子園出場。2年夏は4強、3年夏は主将として8強。早大では1年春からリーグ戦に出場。3年春に遊撃のレギュラーをつかみベストナイン獲得。16年ドラフト2位で日本ハム入団。通算打率2割1分5厘、22本塁打、126打点。182センチ、85キロ。右投げ左打ち。

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