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プロ通算525本塁打を誇る清原和博氏が、長男の慶大・正吾へ「よくここまで頑張ったと思います」


慶応大学の清原正吾選手は、父である元プロ野球選手の清原和博氏が観戦する中、大学野球最後の試合に挑みました。早慶戦でホームランを含む活躍を見せ、2連勝に貢献しましたが、最終打席では三振に倒れました。父親の和博氏は息子の努力を称え、大学野球の素晴らしさを実感。清原正吾選手は、特に困難を乗り越えたことを思い返しながら、家族への感謝を述べました。彼は大学から本格的に硬式野球を始め、ラストイヤーでレギュラーの座を勝ち取りました。ドラフトには指名されませんでしたが、その努力と成果は確かでした。

慶大対早大 笑顔で観戦する清原和博氏(撮影・野上伸悟)

<東京6大学野球:慶大2-1早大>◇最終週最終日◇10日◇神宮

プロ通算525本塁打を誇る清原和博氏(57)が、最終戦を終えた長男の慶大・清原正吾内野手(4年=慶応)についてコメントを寄せた。

清原は早慶戦では今季第3号のソロ本塁打含む5安打1打点で、2連勝での勝ち点に貢献。最終打席は空振り三振に倒れたが、「僕らしくて良いんじゃないかな」と、やりきった表情で振り返った。

スタンドで観戦した父清原氏は「息子はつらいこと、苦しいことがたくさんあった中、よくここまで頑張ったと思います。伝統ある早慶戦では、両チームの魂こもった闘う姿に、胸を熱くし、自分の経験しなかった大学野球がこんなにも感動するとは思いませんでした」とコメントした。

清原は慶大入学から硬式野球を始め、2年秋にリーグ戦デビュー。「本当に全部がうまくいった4年間では全くなくて挫折もありました」と、リーグ優勝した昨秋は出場がなかった。それでも「自分の全てをささげてきた」と努力を重ね、ラストイヤーで「4番一塁」のレギュラーをつかんだ。今春はベストナインを獲得。今秋は初本塁打を含む3本塁打を放ったが、NPBのドラフト会議では指名されなかった。

父の前で大学野球最後の雄姿を披露した試合後、涙を流しながら「僕の家族を野球がまたつないでくれた。家族の野球に対する思いはとても強い。そこに対してみんなが力を合わせて僕を支えてくれたことを、本当に感謝しています」と語った。

◆清原正吾(きよはら・しょうご)2002年(平14)8月23日生まれ、東京都出身。少年野球時代に東京ドームでプレー経験あり。慶応普通部(中学)ではバレーボールに、慶応高(神奈川)時代はアメリカンフットボールに挑戦し、硬式野球は大学から始めた。春季リーグでは一塁以外に二塁、外野での出場も。今年の春季リーグ戦では一塁手でベストナイン。186センチ、90キロ。右投げ右打ち。

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