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【清水】GK権田修一、今季限りで退団 W杯2度出場の守護神も契約満了 10日熊本戦が最終戦


J2清水エスパルスのゴールキーパーで元日本代表の権田修一選手が、契約満了に伴い今季限りで退団することが明らかになりました。権田選手は21年にポルトガルのポルティモネンセから清水に期限付き移籍した後、完全移籍してチームキャプテンとして活躍しました。しかし、チームのJ2降格を経験しながらも、去年のカタールW杯では日本代表正GKとして活躍しました。今シーズンは35試合連続で出場しましたが、J1昇格とJ2優勝が確定した直近の試合ではコンディション不良で休養。クラブは世代交代を進める方針を打ち出しており、権田選手は来季の構想から外れたとみられます。明日の熊本との最終戦がサポーターとの別れの試合になる可能性があります。

清水GK権田(23年11月12日撮影)

J2清水の元日本代表GK権田修一(35)が、契約満了に伴い今季限りで退団する。

16強入りした22年カタール大会など、W杯に2度出場した守護神がチームを去ることになった。権田は21年、ポルトガル1部ポルティモネンセから清水に期限付き移籍で加入。Jリーグ復帰を果たした同シーズンのリーグ戦でフル出場を果たすと、完全移籍に移行した22年は主将を務めた。しかし、成績は振るわずチームはJ2に降格していた。

同年11月開幕のW杯では正GKとして計4試合に出場し、ドイツとスペインを連破して決勝トーナメントに進出。ブレークした大会後の去就が注目された中で「日本でプレーするならエスパルス以外はない」と公言し、J2に降格したチームに残る決断をした。

今季も開幕から35試合連続で出場したが、J1昇格とJ2優勝が決まった直近2試合はコンディション不良でメンバー外だった。3季ぶりJ1となる来季に向け、世代交代と若返りを図りたいクラブの構想から外れたとみられる。明日10日に行われる熊本との今季最終戦でのメンバー入りは流動的だが、同試合がサポーターとの別れの場になる。

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