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【清水】ユースのMF小竹知恩「エスパルスの顔に」来季トップチーム昇格 ルヴァン杯2試合出場


J2清水エスパルスは、ユースチームに所属するMF小竹知恩(18)の来季トップチーム昇格を発表しました。小竹選手は「エスパルスの顔となる選手を目指す」と抱負を述べ、身体能力を活かしたサイドハーフとしてのプレーで期待されています。昨年は「2種登録」選手として公式戦に出場し、このシーズンもユース同期の西原源樹とともにクラブの将来を担う存在として期待されています。小竹選手は、まずはユースのプレミアリーグ昇格を目指し、プリンスリーグ東海での残り試合に勝ち、12月のプレミアリーグ参入戦での成功を誓います。

取材後、撮影に応じる左から清水の反町ゼネラルマネジャー、MF小竹、清水ユースの沢登監督

J2清水エスパルスは8日、ユースのMF小竹知恩(しおん、18)の来季トップチーム昇格が内定したと発表した。この日、静岡市内のクラブハウスで取材に応じ「覚悟を持って臨み、エスパルスの顔となるような選手になりたいです」と抱負を語った。

持ち味は身体能力を生かしたプレー。主戦場はサイドハーフで、1人で局面を打開できる突破力も持ち味の1つだ。昨年はユースに所属しながらトップチームの公式戦に出場できる「2種登録」選手として、ルヴァン杯2試合に出場した。

清水の反町康治ゼネラルマネジャー(60)は「ボールを持った時の期待感は人一倍ある」。既にJ2で16試合に出場し2得点を挙げているユース同期のMF西原源樹(17)とともに、クラブの次代を担っていく存在として期待した。

プロ選手になる夢をかなえた小竹の目標は、直近はユースのプレミアリーグ昇格だ。現在プリンスリーグ東海では首位を走り、プレミアリーグ参入戦(12月)の出場権は獲得。「まずはプリンスの残り2試合を勝って優勝を決めたい。去年は参入戦で悔しい負け方をしたので、今年は必ずプレミアに上げたい」と決意を新たにした。【神谷亮磨】

◆小竹知恩(こたけ・しおん)2006年(平18)4月14日、栃木県生まれ。FEアトレチコ佐野でサッカーを始め、プログレッソ佐野FCから清水ユース入り。U-16、17日本代表。父がナイジェリア人で、母が日本人。利き足は右。180センチ、76キロ。

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