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菅野智之にパドレス、カブスなど複数球団が強い興味「NPBはすばらしいリーグ」パ軍GM


巨人の菅野智之投手が海外FA権を行使し、米メジャーリーグへの移籍を目指しています。これに対し、パドレス、カブスなど複数のMLB球団が興味を示していることが明らかになりました。菅野は2020年にはポスティングシステムでの移籍を試みるも、新型コロナウイルスの影響で実現しませんでしたが、今回は海外FAとなり、移籍の可能性が高まっています。パドレスのプレラーGMは具体的な選手には触れませんでしたが、日本市場の魅力を熱心に語り、菅野の獲得に意欲を見せています。また、カブスもこれまで多くの日本人選手を成功させてきた実績を活かし、獲得競争に名乗りを上げています。他にもレイズが調査を進めているなど、複数球団が菅野との交渉に臨む見込みです。

巨人菅野智之(2024年10月撮影)

巨人から海外FA権を行使して米移籍を目指す菅野智之投手(35)に対し、パドレス、カブスなど複数球団が強い興味を示していることが分かった。20年にポスティング申請した際はコロナ禍でもあり成立しなかったものの、今回はFAでもあり、今後は交渉が本格化しそうだ。

ダルビッシュ、松井が所属し、日本通としても知られるパ軍プレラーGMは、「特定の選手については言えない」としながらも、日本市場の魅力を熱っぽく語った。自軍の選手だけでなく、今季はドジャース山本、カブス今永らも活躍。あらためて「NPBはすばらしいリーグ」と、日本人選手の優秀さを絶賛した。豊富な情報量と人脈があることもあり、「我々には歴史があるし、菅野は何年間も見てきた。もし、日本からやって来る選手がいるのであれば、準備をする。願わくば、フィットする選手を獲得できれば」と前向きな言葉を続けた。

今永、鈴木が主軸として活躍するカブスも負けていない。これまで数多くの日本人選手を獲得してきたホイヤー編成本部長は、自信たっぷりに言った。「我々は日本人選手が慣れるうえで、うまくやってきた。日本人の市場にとって、シカゴもカブスもいいアピールができていると思う」。今オフ、ベテラン右腕ヘンドリックスが退団。先発陣補強は最優先事項でもあり、参戦することが有力視されている。また、ニアンダー編成本部長が今年9月に来日したレイズなども着々と調査を進めており、複数球団が菅野側との交渉の席に就くことになりそうだ。

○…今オフのメジャー挑戦を表明している菅野が川崎市のジャイアンツ球場を訪れ、8日に海外FAの申請手続きを済ましたことを明かした。「すみません、今はしゃべれることがない」と交渉状況については言及を避けた。

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