日本ハム山崎福也投手(32)が7日、外では雪が降っていたエスコンフィールドでの秋季キャンプで打撃練習を披露した。
投手としての練習をグラウンドで終えてベンチ裏に戻ったが、しばらくすると打撃用手袋を装着し、赤黒バットを持って再登場した。
バックネット付近でティー打撃を行い、打撃ケージ裏では日大三の1学年後輩の横尾俊建2軍打撃コーチ(31)と打撃談議。そして、オールスターで使用したヘルメットも装着して野手陣のフリー打撃に参加した。
最初のスイングから鋭い打球を連発し、33スイング目には右翼ブルペンへ放り込むホームランに「いぇーい!」とにっこり。球場に詰めかけたファンからも大きな拍手が起こった。
この日のサプライズ打撃練習は「ちょっと監督と話をして」と、今キャンプ不参加の新庄剛志監督(52)のプロデュースだったことを明かした山崎。「1本しか入んなかったんで悔しさはあるんですけど、楽しかったです。すごく気分転換というか、いい気持ちで野球ができたんで、そこに関してはよかったです」と笑顔で振り返った。
今季は交流戦の5月30日阪神戦(甲子園)で新庄監督が山崎を「6番投手」でスタメン起用し、打っては4回に決勝打、投げては7回3安打無失点で6勝目と投打で活躍。オールスターでもエスコンフィールドでの第1戦でヒットを放っていた。