starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【オリックス】岸田監督、不振に終わった山崎颯一郎に3対1で熱血指導「やっぱりパワーがある」


オリックスの岸田護新監督が、高知秋季キャンプで今季不調だった山崎颯一郎投手の復活を目指し、厚沢投手コーチ、牧野投手コーチと共に「3対1」の特別指導を行った。ブルペンでのフォーム修正後、午後にはサブグラウンドでさらなる指導が続けられた。山崎は今季、怪我の影響で1軍登板がわずかに終わり、昨シーズンのような貢献できずにいた。しかし増量した体重と調整中の投球フォームにより復帰を目指している。チームの救援防御率はリーグで2位と高水準を維持しており、山崎の復調が期待されている。また、オリックスは海外ウインターリーグに10選手を派遣し、経験を積ませることを決定した。

今キャンプ初のブルペン入りし投球練習する山崎(撮影・加藤哉)

オリックス岸田護新監督(43)が高知秋季キャンプ2日目の6日、今季不振に終わった山崎颯一郎投手(26)の復活に乗り出した。

厚沢投手コーチ、牧野投手コーチとともに「3対1」の超密着レッスン。まず午前のブルペンでフォームや姿勢を確認した。場所をサブグラウンドに移した午後の個別練習でも、同じく「3対1」で1時間以上にわたって修正を図った。

「今年は背中をけがしたり、今は体も大きくなってバランス的にちょっと崩れている。手足も長いので、少しのズレがみんなより大きくなっていく」

指揮官は前職投手コーチの経験を踏まえ、身ぶり手ぶりも交えて熱血指導。通りがかった水本ヘッドコーチが「ええなあ3対1で。絶対うまくなるよな」とよく通る声で盛り上げた。

山崎は今季1軍登板は序盤7試合のみ。53試合に投げリーグ3連覇に貢献した昨季に比べ、戦力になれなかった。98キロに増量中の右腕は「球に力が伝わってないもどかしさがずっとありながら投げていた。このキャンプで解消したい」と首脳陣の心遣いに感謝した。

チームの救援防御率2・67はソフトバンクに次いでリーグ2位。ブルペン陣はマチャド、ペルドモの助っ人勢を筆頭に多才で、山岡も来季はリリーフに専念する方針。そこに山崎が戻れば心強い。「やっぱりパワーがある。理想はどこまでもすごい球を投げてくれれば」。岸田監督も最速160キロの剛球が戻った姿をイメージした。【大池和幸】

◆派遣 オリックスは海外2カ所のウインターリーグに10選手を派遣すると発表した。オーストラリアでは斎藤、高島、小野をメルボルンのチームに派遣。台湾のアジアウインターリーグでは「NPB WHITE」として権田、大江、芦田、堀、内藤、横山聖、杉沢の7人を派遣する。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.