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【浦和】今季で現役引退のFW興梠慎三が描く引退後の青写真 営業に興味抱きピッチ外の勉強意欲


興梠慎三選手は浦和レッズのFWとして今季限りでの引退を発表し、引退後の計画を明かしました。彼は即座にトップチームのコーチに就任する意向はなく、下部組織でのコーチングや営業の領域に興味を示しています。ピッチから少し離れて、人とのつながりを広げたり、営業の経験を積むことを考えていると述べました。最終的な目標は監督であり、指導者ライセンスのプロフェッショナル資格の取得を目指しています。現役最後の試合はホームでのアルビレックス新潟戦を控えており、「技術的にはまだ落ちていない」と自信をのぞかせつつ、これまでの道のりをやり切ったと感じていると語りました。

興梠慎三(2024年7月31日撮影)

今季限りで現役を引退する浦和レッズのFW興梠慎三(38)が引退後の青写真を描いた。引退後すぐに、トップチームのコーチに入るケースもあるが、「(すぐに)トップに入るつもりはないですね。下部組織か、ピッチからちょっと離れるか」と明かした。実は、営業に興味を持っているという。

「ピッチでしかやってきてないから。勉強する意味でも興味あるし。人とのつながりとか人脈を増やしたり、自分が経験したことがないようなことをやれたらいいなと」。営業希望は伝えているといい「あとはチームが決める感じです」と明かした。

最も、大きな目標は監督だ。現在、指導者ライセンスはB級まで持っており、A級、Proライセンス(S級)を取得する必要がある。「やることをきちんとやりながら、ライセンスも取りに行って、チームがプラスになることをどんどんしていきたい」と意欲を見せた。

現役生活も、ハーフタイムで中断になった川崎フロンターレ戦を含め残り3・5試合。現在の心境を「早く終わらないかなあと。個人的にはやり切ったので。あとは早くフィナーレを迎えたい」と興梠節が飛び出した。

チームは現在、残留争いに巻き込まれている。興梠は6月15日のセレッソ大阪戦以来、ピッチから遠ざかる。「試合に出たいというのはあるし。試合見ていてももどかしさもある」としながらも「最終節、もしチャンスがもらえたら、出たいというのはある」と話した。最終節はホームでのアルビレックス新潟戦。「皆さんが期待してるようなポストプレーや、ゴールの所を。体力的には落ちていることがあるけど、技術的にそんなに落ちていないのは感じている」と、最後の試合出場へ走り続ける。【岩田千代巳】

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