西武は6日、5日に育成ドラフト5位で指名した京都国際・沢田遥斗外野手(18)と仮契約を結んだことを公表した。年俸280万円、支度金350万円(金額は推定)。
50メートル6秒1の俊足を誇る両打ちの外野手。3年夏の京都大会では打率3割、甲子園でも全6試合で安打を放ち、打率3割7分5厘と打撃の良さを見せた。3番・中堅として今年の夏の甲子園では初優勝に貢献。後藤光貴担当スカウトからは「身体能力が高く、足のスペシャリストです。スイッチバッターとして、ガッツあるプレーに期待しています」と寄せられている。
球団を通じて沢田は「いよいよライオンズの一員になれたという気持ちです。打撃は持ち味であるミート力にプロの球に負けないスイングの強さを加え、守備では足を生かした広い守備範囲で試合にたくさん出場できるようにがんばりたいです。試合に出たときには一番の武器である足を生かして、アピールしていきたいと思っています。1月の新人合同自主トレまでしっかり練習して、支配下で指名された選手たちに追いつけるようにしたいと思います」とコメントした。