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【阪神】国内FA熟考中の大山悠輔らに最大限の誠意見せる姿勢「ある程度は頑張らないと」粟井社長


阪神タイガースの粟井一夫球団社長は、FA権を取得した4選手への誠意ある対応を示しました。国内FA権を取得した大山、坂本、原口、糸原の4選手は権利行使を熟考中で、大山には巨人が獲得を視野に入れています。粟井社長は、マネーゲームに制約があるものの、選手を引き留めるために可能な限り頑張る意向を表明。多額の年俸増と複数年契約など、最大の誠意を見せる方針です。球団は選手の権利行使を尊重しつつ、全員の残留を期待しています。宣言残留を認める方針は変わらず、今後も選手の決定を待ちながら交渉を続けます。

阪神粟井球団社長(2024年4月19日撮影)

阪神粟井一夫球団社長(60)が5日、国内FA権を取得した4選手に対して最大限の誠意を見せる姿勢を示した。

4人はまだ権利行使の有無も含めて熟考中。すでに大山には巨人が獲得調査を進めており、仮にFA宣言した場合は争奪戦となる可能性が高い。マネーゲームについては「度を越すと、うちも普通の企業なので」と前置きした上で「ある程度は頑張らないと。行けるところまでは行きます」と表現。すでに水面下で各選手との交渉を続けているが、今後も年俸大幅増の複数年契約など目いっぱいの誠意で慰留を続ける。

今季国内FA権を取得した4選手は主砲の大山、扇の要の坂本、代打の切り札の原口、糸原。粟井社長は「制度として権利なんで尊重しないと。だけど、やっぱり戦力としては期待している。うちとしては全員残ってもらいたい」と強調した。球団は例年、FA権を行使した上での宣言残留を認めている。高知秋季キャンプで取材に応じた嶌村聡球団本部長(57)は「当然そうです」と変わらぬ方針をあらためて明言。今後も懸命に引き留めを続けながら、まずは各選手のFA権行使の有無に関する結論を待つ。

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