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【DeNA】三浦監督「悔しさバネに1つになれた」MVP桑原将志「俺だろと」優勝記者会見


DeNAが26年ぶり3度目の日本シリーズ優勝を果たし、試合後に三浦大輔監督が喜びを語った。三浦監督は選手とファンの一体感を喜び、「持てるものを出し切ってくれた」と選手を称賛した。キャプテン1年目の牧秀悟は、「初戦や2戦目には苦戦したが、最終的に勝利を得たことはチームにとって大きな経験になった」とコメントした。MVPに選ばれた桑原将志外野手も勝利への意気込みを述べた。怪我を乗り越えてチームに勢いをもたらした東克樹投手は、「素晴らしい経験」を振り返り、投手陣の成長に自信を見せた。

DeNA対ソフトバンク 優勝会見で喜びを語る三浦監督(撮影・梅根麻紀)

<日本シリーズ:DeNA11-2ソフトバンク>◇第6戦◇3日◇横浜

日本シリーズで26年ぶり3度目の優勝を果たしたDeNAは試合後、横浜スタジアムで記者会見を行った。

三浦大輔監督は胴上げに「最高の気分でした。本当に選手たちとスタンドのファンの方が一体となったと思います」。試合終了でコーチと抱き合った瞬間は「うれしくてうれしくて震えてました」と振り返った。 試合前は「いつも通り、持てるものを出し切ろうと言った。全員がCSに入ってから毎日毎日出し切ってくれたと思います。レギュラーシーズン3位から気持ちを切り替えて、悔しさをバネに日本シリーズ優勝に1つになれた。この時期まで試合ができることに感謝した」と話した。

キャプテン就任1年目のの牧秀悟は「こうして最後、日本一になれたことがうれしい気持ちでいっぱいです。正直(主将)1年目だったので、分からないことがあったけど、こうしてCS、日本シリーズを勝ち切れたのは自分にとっても、チームにとってもいいものが得られた。初戦、2戦目と負けはしましたが、最終回に攻め込んだり、2戦目も追い詰められた。ビジターの1戦目、クワさんが二塁打で士気を上げてくれたの」と話した。

MVPに選ばれた桑原将志外野手は「俺だろと思っていました。試合終わってから、ずっと思ってました。正直、ずっと気を張り詰めていたので、きれいな夜空が見られてよかったです」と話した。試合前には「先を見ずに、今まで通り全力で勝つぞ」とシンプルな言葉でナインに思いを伝えていた。

2連敗で迎えた第3戦。左太もも裏の肉離れで全治4週間ながら2週間で復帰し、7回1失点で白星を挙げた東克樹投手は「(優勝は)本当にうれしくて。僕が投げたのは1試合でしたが、みんな第6戦まで戦ってすごいなと思っていました。流れを変えたいとマウンドに上がって、チームに勢いをつける投球ができたと思います。投手陣は、このポストシーズンで一皮むけた。素晴らしい経験ができたと思う」。第7戦があれば先発が予定されていた。「今日で決めてくれと思っていた。日本のベイスターズファンの中で一番思っていた。体がパンパンだったので」と笑った。

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