DeNAが、27年ぶりのリーグ優勝に向け、戦力補強に動く。絶対的守護神の中日ライデル・マルティネス投手(28)、国内FA権を保有している中日高橋周平内野手(30)の動向をチェック。阪神から戦力外通告を受けた岩田将貴投手(26)も獲得調査する。
ソフトバンクも興味を示しているマルティネスは、ブルペン強化にうってつけの存在。高橋は22年に国内FA権を初取得も、行使せずに残留した。今季は福永らの台頭によって、60試合の出場に終わった。神奈川出身という縁もあり、来季が36歳となる宮崎の後釜としても計算できる。
岩田は左横手投げの変則左腕。プロ4年間で1軍登板なく、戦力外通告を受けたが、DeNAは左腕リリーバーが不足しており、獲得となればブルペンの厚みも増すとみられる。日本一の次は投打で陣容を整え、リーグ優勝を奪還する。