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【高校サッカー】浜松開誠館3年連続4強「負ける気はしなかった」水谷健斗がV弾


全国高校サッカー静岡県大会で、浜松開誠館が2-1で東海大静岡翔洋に逆転勝ちし、3年連続の4強入りを決めました。試合は一時的に先制点を許したものの、後半からハイプレスで試合の流れを掌握。MF森下太陽が後半21分に強烈なミドルシュートを決めて同点に持ち込むと、5分後にはMF水谷健斗が逆転ゴールを決めました。試合後、選手たちは勝利を喜び合い、次の試合に向けて意気込みを新たにしました。再試合となった浜名と藤枝明誠の試合は悪天候の影響で中止され、4日に行われます。

逆転勝ちで4強入りを決め、喜び合う浜松開誠館の選手たち

<全国高校サッカー静岡県大会:浜松開誠館2-1東海大静岡翔洋>◇2日◇準々決勝◇裾野運動公園陸上競技場

異例の再試合となった。浜名-藤枝明誠は悪天候を理由に、0-0で迎えた延長前半途中、中止が決まった。前半7分の時点で濃霧によって試合が一時中断。2時間23分の中断を挟んで再開したが、後半から雨脚が強くなった影響で“無効試合”となった。再試合は4日に行われる。浜松開誠館は2-1で東海大静岡翔洋に逆転勝ちし、3年連続の4強入りを決めた。

   ◇   ◇   ◇

浜松開誠館が後半にギアを上げた。前半31分、自陣左サイドを崩されて先手を取られたが、動じない。MF水谷健斗(2年)は「自分たちのサッカーをすれば負ける気はしなかった」。後半開始からハイプレスで押し込み、試合を掌握。同21分にMF森下太陽(3年)が強烈な右足ミドルを決め、一気にたたみかけた。

同点から5分後の26分には、左クロスを水谷が右足ボレーで押し込み逆転に成功した。決勝点のヒーローは「ハーフタイムに気合を入れ直した。後半に流れを変えることができた」と胸を張った。4強入りは3年連続。森下は「次も自分が決めてチームを勝たせたい」と準決勝に目を向けた。

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