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【ルヴァン杯】「自分のせいで」PK失敗長倉幹樹は表彰式でも涙「勝たせられる選手になりたい」


アルビレックス新潟は、YBCルヴァン杯決勝で名古屋グランパスに3-3で引き分けた後、PK戦で4-5と惜敗し、初のタイトル獲得は叶わなかった。特に、FW長倉幹樹がPKを右に外してしまい、自らのミスを悔やんだ。彼は試合後に涙を流し続け、「自分のせいで負けた」と反省の言葉を述べた。長倉は今大会で6得点をマークし、チームの決勝進出に大きく貢献したが、それでも準優勝には満足せず、「勝たせられる選手になりたい」と意気込みを語った。

名古屋対新潟 決勝で敗れ涙があふれる新潟長倉(左)(撮影・宮地輝)

<YBCルヴァン杯:名古屋3(5PK4)3新潟>◇2日◇決勝◇国立競技場

アルビレックス新潟は激闘の末、名古屋グランパスに敗れてクラブ初のタイトル獲得はならなかった。

3-3に追いついて突入したPK戦。新潟は2人目キッカー、FW長倉幹樹(25)がキックを失敗。対する名古屋は全員が成功させた。

   ◇   ◇   ◇

涙が止まらなかった。FW長倉幹樹(25)は、試合後の表彰式でも1人泣き続けた。PK戦は2人目に蹴ったが、ゴール右に外れて「自分のせいで負けてしまった」と自身を責めた。この日は後半20分から途中出場し、延長後半にはFW小見洋太(22)の同点ゴールをスルーパスでアシストした。今大会は9試合出場で単独最多6得点と、決勝に勝ち上がる原動力になった。準優勝に満足できず「勝たせられる選手になりたいと思った。頑張るしかない」と強い口調で言った。

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