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【ルヴァン杯】新潟、初タイトルならず…PK戦で名古屋に惜敗、J参入25年目「てっぺん」逃す


アルビレックス新潟は、YBCルヴァン杯で惜しくも名古屋グランパスに3-3のPK戦で敗れ、クラブ初のタイトルを逃した。0-2からFW谷口海斗が1点を返し、後半追加タイムには途中出場のFW小見洋太がPKを決め同点に持ち込み、延長戦では追いつく粘りを見せた。しかし、PK戦では1人が失敗し、名古屋の全員成功により敗北が確定した。アルビレックス新潟は1999年のJリーグ参入から25年、タイトル獲得が期待されていたが、さらに実現に向けた努力が必要となった。

名古屋対新潟 延長後半、ゴールを決める新潟小見(撮影・垰建太)

<YBCルヴァン杯:名古屋3(5PK4)3新潟>◇2日◇決勝◇東京・国立競技場

アルビレックス新潟が1999年(平11)のJリーグ(2部)参入から25年目で、クラブ初となるタイトルを、目前で逃した。名古屋グランパスに3-3からのPK戦の末、惜敗。松橋力蔵監督(56)と選手たちがつくり上げた新潟のフットボールで、今季開幕前に宣言した「てっぺん(タイトル)」に肉薄したが、夢は持ち越された。

0-2の後半にFW谷口海斗(29)が頭で1点を返す。1-2で迎えた後半追加タイムには、途中出場のFW小見洋太(22)が自ら得たPKを決め、同点に追いついた。

延長前半に再び勝ち越しを許すも、追いつく強さを大舞台で見せたが、無情にも優勝杯には届かなかった。

迎えたPK戦。1人が失敗した新潟に対し、名古屋は全員が成功。力尽きた。

◆アルビレックス新潟 1955年(昭30)創部の新潟イレブンSCが前身。86年北信越リーグに昇格。94年にチーム名をアルビレオFCに改名も、商標の問題から97年にハクチョウ座の二重星「アルビレオ(以前のチーム名)」とラテン語で王を意味する「レックス」を合わせたアルビレックス新潟に再改名。県内全30市町村がホームタウン。本拠地デンカビッグスワンスタジアムは4万1684人収容。

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