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今春センバツ出場の別海・島影隆啓監督が退任「心身とも疲れが」コンビニ副店長で働きながら指導


別海高校の島影隆啓監督(42)が退任し、後任に高山善亘氏(25)が11月1日から就任します。島影監督は、別海市にあるコンビニの副店長として働きつつ、野球部を指導してきましたが、心身の疲労を理由に一度休むことを決意しました。彼は2016年に別海高校の監督に就任し、昨秋の全道大会で4強に進出、21世紀枠で春の甲子園に初出場しました。今年の春の大会では創志学園に敗れましたが、地域の小さな町としての健闘が全国で評価されました。島影監督は、公立校の野球指導には教員が望ましいと述べ、高山氏への信頼を示していますが、野球への情熱は続くと語っています。

別海・島影隆啓監督

今春のセンバツに出場した別海の島影隆啓監督(42)が31日、退任した。後任には11月1日から高山善亘顧問(25)が就任する。島影監督は、別海市内のコンビニエンスストアの副店長として昼夜問わず働きながら、野球部の指導を続けてきたが「心身とも疲れがあります。1度休んで、今後のことを考えたい」と心境を語った。

島影監督は一般企業での勤務、母校・武修館の指導を経て、16年4月に別海の監督に就任。昨秋の全道大会で4強まで進出し、21世紀枠で今春の甲子園初出場を実現した。初戦で岡山の創志学園に0-7で敗れたが、人口の約7倍にあたる10万頭以上の牛がいる酪農の町のナインの健闘に、全国から拍手が送られた。

島影監督は「公立校の野球部監督は、学校の先生が務めるのが望ましい。高山先生も『(監督を)やりたい』ということでしたので、安心して後を任せられる」。それでも情熱は健在で「野球で生きてきて、野球しかない人生。次がどういう形になるかは全くの白紙ですが、これからも野球に携わっていきたい気持ちはあります。いつか夏の甲子園に」と、しばしの休息であることを強調していた。

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