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大谷翔平がメジャー7年目で悲願の世界一 名門ドジャースへ移籍1年目でチャンピオンリング


ドジャースの大谷翔平がヤンキースとのワールドシリーズで優勝を果たし、悲願の世界一を達成しました。大谷は左肩の亜脱臼を抱えながらも「1番DH」としてスタメン出場し、打撃妨害で出塁しチームに貢献。続くベッツの犠牲飛球でドジャースは勝ち越し点を得ました。エンゼルス時代にはポストシーズンに進出できず個人タイトルを獲得してもチーム成績と結びつかなかったが、10年7億ドルでドジャースへ移籍後、リーグ2冠を達成し、初のポストシーズンで大活躍しました。「50-50」も史上初達成し、左肩の怪我を乗り越えワールドチャンピオンとなりました。

ヤンキース対ドジャース 5回表ドジャース2死一、三塁、T・ヘルナンデスの同点の2点適時二塁打にベンチで指を突き上げる大谷(中央)(撮影・菅敏)

<ワールドシリーズ:ヤンキース6-7ドジャース>◇第5戦◇30日(日本時間31日)◇ヤンキースタジアム

ドジャース大谷翔平投手(30)が、メジャー7年目で悲願の世界一を達成した。

左肩の亜脱臼を抱えながら、「1番DH」でスタメン出場。ヤンキースの先発コールに4打数無安打に抑えられたが、1点を追う8回は同点に追い付いた直後の1死二、三塁から打撃妨害で出塁した。続くベッツの中犠飛で、チームは大きな勝ち越し点を奪取。4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いた。

エンゼルス時代は6年間でポストシーズン(PS)に1度も進出できず。二刀流で18年の新人王、21年と23年のシーズンMVPなど数々の個人タイトルを獲得したが、チームの結果に結び付かなかった。

今季から11年連続でPSに進出していた名門ドジャースへ、史上最高額の10年7億ドル(約1015億円)で移籍。昨年9月の右肘手術の影響で打者に専念なり、打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁をマークした。本塁打と打点のリーグ2冠に輝き、史上初の「50-50」を記録して自身初のPSへ進出した。

パドレスとの地区シリーズ第1戦でPS初アーチとなる3ランを放つと、メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦では先頭打者アーチなど自身初のPSでも活躍。ヤンキースとのWS第2戦で左肩を亜脱臼したが、強行出場を続けチャンピオンリングを手にした。

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